DAシンポジウム2019 アルゴリズムデザインコンテスト
このサイトでは、DAシンポジウム2019で行うアルゴリズムデザインコンテスト(ADC)の参加者向け解説、およびコンテスト内にて使用する「自動運営システム」についての解説を行います。
最新情報
- 2019-05-27 問題データで、ブロックの形状を定義するときの記号を変更しました。
- 2019-04-26 初版を公開しました
概要
DAシンポジウムでは、2012年よりデザインコンテストを開催しております。コンテスト参加者の皆様には、あらかじめ出題される課題に対して解法を工夫していただき、解法を実現するプログラム(システム)を作成していただきます。DAシンポジウム会期中に行われるADCセッションでは、参加チームの間でコンペティションを行っていただき、審査によって、下記の賞を授与いたします。
- 最優秀賞
- 規定時間内で最高得点を獲得したチームに授与します。同点の場合は、最も早くその点数を獲得したチームに授与します。
- 運営側参加チームは対象外とします。
- 特別賞
- 方式のオリジナリティやコストパフォーマンス等の観点で独創性を持った手段を用いたチームに授与します。開催当日のポスターセッションの内容と競技の得点によって審査します。
コンテスト参加方法
ADCへの参加を希望する方は、DAシンポジウム2019の発表申込フォームより申し込みください。 論文募集ページ(申込み締切 2019年6月21日)
なお、コンテスト参加者は、DAシンポジウム2019への参加申し込みも必須となります。よろしくお願いいたします。
2019年度 ADC競技内容:配置配線パズル
2019年は競技内容をリニューアルします。 これまでは「ナンバーリンク」を題材としてきましたが、 今回はナンバーリンクに配置問題の要素を加えた新たな「配置配線パズル」を対象とします。 配置配線パズルの解を自動で求めるシステムを設計し、その性能を各チームで競ってもらいます。
ナンバーリンクとは、マス目内に数字が配置され、同じ数字の間を縦横の線で重ならないように結ぶパズルであり、電子回路の自動配線と非常に親和性が高い問題です。 ナンバーリンクでは数字マスの位置は固定されていましたが、今回の「配置配線パズル」では数字は盤面上を移動可能なブロック上に配置されます。 数字間の配線とブロックの位置を同時に考慮しつつ、できるだけ省面積な配置配線を行うことが目標となります。
問題例を以下に示します。
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左側が使用するブロックです。 各ブロックの一部のマス目には数字が入っています。 各数字は2回ずつ現れ、必ずペアになっています。 これらのブロックを盤面上で移動させつつ、ナンバーリンクのように数字間もつないでいきます。 数字間を結ぶ線も盤面上のマス目を使用します。
右側がこの例題の解答例です。 全てのブロックが配置され、全ての数字ペアが接続されたものが解となります。 (数字間の配線は、ブロック同士を直接隣接させても構いません。)
求めた解の良さは、全てのブロックと配線マスを囲む最小の矩形面積で評価します。 競技時間内に多くの問題を良いスコアで解いたチームが高得点を獲得できます。
ルールの詳細
開催結果
※ 「ナンバーリンク」は株式会社ニコリの登録商標です。
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