DAシンポジウム2019 アルゴリズムデザインコンテスト

このサイトでは、DAシンポジウム2019で行うアルゴリズムデザインコンテスト(ADC)の参加者向け解説、およびコンテスト内にて使用する「自動運営システム」についての解説を行います。

最新情報

概要

DAシンポジウムでは、2012年よりデザインコンテストを開催しております。コンテスト参加者の皆様には、あらかじめ出題される課題に対して解法を工夫していただき、解法を実現するプログラム(システム)を作成していただきます。DAシンポジウム会期中に行われるADCセッションでは、参加チームの間でコンペティションを行っていただき、審査によって、下記の賞を授与いたします。

コンテスト参加方法

ADCへの参加を希望する方は、DAシンポジウム2019の発表申込フォームより申し込みください。 論文募集ページ(申込み締切 2019年6月21日)

なお、コンテスト参加者は、DAシンポジウム2019への参加申し込みも必須となります。よろしくお願いいたします。

2019年度 ADC競技内容:配置配線パズル

2019年は競技内容をリニューアルします。 これまでは「ナンバーリンク」を題材としてきましたが、 今回はナンバーリンクに配置問題の要素を加えた新たな「配置配線パズル」を対象とします。 配置配線パズルの解を自動で求めるシステムを設計し、その性能を各チームで競ってもらいます。

ナンバーリンクとは、マス目内に数字が配置され、同じ数字の間を縦横の線で重ならないように結ぶパズルであり、電子回路の自動配線と非常に親和性が高い問題です。 ナンバーリンクでは数字マスの位置は固定されていましたが、今回の「配置配線パズル」では数字は盤面上を移動可能なブロック上に配置されます。 数字間の配線とブロックの位置を同時に考慮しつつ、できるだけ省面積な配置配線を行うことが目標となります。

問題例を以下に示します。

問題例  →  解答例

左側が使用するブロックです。 各ブロックの一部のマス目には数字が入っています。 各数字は2回ずつ現れ、必ずペアになっています。 これらのブロックを盤面上で移動させつつ、ナンバーリンクのように数字間もつないでいきます。 数字間を結ぶ線も盤面上のマス目を使用します。

右側がこの例題の解答例です。 全てのブロックが配置され、全ての数字ペアが接続されたものが解となります。 (数字間の配線は、ブロック同士を直接隣接させても構いません。)

求めた解の良さは、全てのブロックと配線マスを囲む最小の矩形面積で評価します。 競技時間内に多くの問題を良いスコアで解いたチームが高得点を獲得できます。

ルールの詳細

開催結果


※ 「ナンバーリンク」は株式会社ニコリの登録商標です。

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