DAシンポジウム2022 アルゴリズムデザインコンテスト

このサイトでは、DAシンポジウム2022で行うアルゴリズムデザインコンテスト(ADC)の参加者向け解説、およびコンテスト内にて使用する「自動運営システム」についての解説を行います。

当日参加企画について

DAシンポジウム2022参加者は当日参加が可能です。奮ってご参加ください。当日参加企画ページ

新型コロナウイルス(COVID-19)への対応について

ADCは2020年と同様のリモートマシンの使用を前提としたルールとします (2019年度までは、使用マシンに関するルールとして、現地持ち込みできるものに限定しておりました)。 参加者間の計算機パワーの差が従来よりも大きくなると予想されるため、使用計算機のスペック(計算能力)を公開いただく予定です。また、システム消費電力の上限を3000Wとさせていただきます。ご参加の際にはご承知おきください。

最新情報

ADC自動運営システムの最新情報がこちらにあります。

概要

DAシンポジウムでは、2012年よりデザインコンテストを開催しております。コンテスト参加者の皆様には、あらかじめ出題される課題に対して解法を工夫していただき、解法を実現するプログラム(システム)を作成していただきます。DAシンポジウム会期中に行われるADCセッションでは、参加チームの間でコンペティションを行っていただき、審査によって、下記の賞を授与いたします。

コンテスト参加方法

ADCへの参加を希望する方は、DAシンポジウム2022の発表申込フォームより申し込みください。

論文募集ページ

なお、コンテスト参加者は、DAシンポジウム2022への参加申し込みも必須となります。よろしくお願いいたします。

2022年度 ADC競技内容:配置配線パズル

2022年は、2021年と同様の「配置配線パズル」を競技内容とします。 「配置配線パズル」はナンバーリンクに配置問題の要素を加えたパズルです。 配置配線パズルの解を自動で求めるシステムを設計し、その性能を各チームで競ってもらいます。

ナンバーリンクとは、マス目内に数字が配置され、同じ数字の間を縦横の線で重ならないように結ぶパズルであり、電子回路の自動配線と非常に親和性が高い問題です。 ナンバーリンクでは数字マスの位置は固定されていましたが、「配置配線パズル」では数字は盤面上を移動可能なブロック上に配置されます。 数字間の配線とブロックの位置を同時に考慮しつつ、できるだけ省面積な配置配線を行うことが目標となります。

問題例を以下に示します。

問題例  →  解答例

左側が使用するブロックです。 各ブロックの一部のマス目には数字が入っています。 各数字は2回ずつ現れ、必ずペアになっています。 これらのブロックを盤面上で移動させつつ、ナンバーリンクのように数字間もつないでいきます。 数字間を結ぶ線も盤面上のマス目を使用します。

右側がこの例題の解答例です。 全てのブロックが配置され、全ての数字ペアが接続されたものが解となります。 (数字間の配線は、ブロック同士を直接隣接させても構いません。)

求めた解の良さは、全てのブロックと配線マスを囲む最小の矩形面積で評価します。 競技時間内に多くの問題を良いスコアで解いたチームが高得点を獲得できます。

ADC2021 からの変更点

ルールの詳細

参考情報:昨年度の競技結果


※ 「ナンバーリンク」は株式会社ニコリの登録商標です。

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